【常磐線 グリーン車】トイレの場所は何号車?設備や注意点を徹底解説

生活

常磐線のグリーン車で快適に過ごしたいけど、トイレの場所がわからなくて不安に感じていませんか?この記事では、常磐線の普通列車・特急列車それぞれのグリーン車のトイレが何号車にあるのか、車いす対応やおむつ交換台の有無といった詳しい設備、利用時の注意点まで徹底解説します。結論として、グリーン車のトイレは基本的に4号車と5号車にあります。乗車前に確認して、安心してグリーン車の旅を楽しんでくださいね。

常磐線グリーン車のトイレは基本的に4号車と5号車

常磐線での快適な移動にグリーン車を選ぶ方は多いですよね。長時間の乗車になることもあるので、トイレの場所は事前にしっかり把握しておきたいポイントです。ご安心ください、常磐線のグリーン車が連結されている列車には、必ずトイレが設置されています。

ただし、一口に「常磐線」といっても、主に2種類の列車が走っており、それぞれでグリーン車の位置やトイレの仕様が異なります。

    • 普通列車(E531系):主に上野・品川~土浦・水戸・高萩方面を結ぶ中距離電車

特急「ひたち」「ときわ」(E657系):品川・上野~水戸・いわき・仙台方面を結ぶ特急列車

グリーン車は、普通列車では4号車と5号車、特急列車では5号車に連結されています。トイレは、このグリーン車の車両内、もしくはお隣の車両に設置されているのが基本です。まずは、ご自身が乗車する列車がどちらのタイプかを確認してみましょう。

それぞれの列車のグリーン車とトイレの場所を、分かりやすく表にまとめました。

列車の種類 グリーン車 グリーン車利用者向けのトイレの場所
普通列車(E531系) 4号車・5号車 4号車のデッキ(車両の端)
特急「ひたち」「ときわ」(E657系) 5号車 5号車(グリーン車専用トイレあり)

このように、普通列車の場合はグリーン車2両のうち4号車に、特急の場合はグリーン車である5号車そのものにトイレが備わっています。この後の章で、それぞれのトイレの詳しい設備や使い方について解説していきますので、ぜひ参考にしてくださいね。

【普通列車 E531系】グリーン車のトイレの場所と設備

常磐線を走る普通列車(上野東京ライン・高崎線直通などを含む)で運用されているのが「E531系」という車両です。この車両のグリーン車は、快適な移動を約束してくれる設備が充実しています。もちろん、気になるトイレも設置されていますので、長時間の乗車でも安心ですよ。ここでは、E531系グリーン車のトイレの場所や詳しい設備について、分かりやすく解説していきます。

トイレの場所は4号車のデッキ

常磐線普通列車E531系のグリーン車は4号車と5号車の2両編成ですが、トイレが設置されているのは4号車のみです。具体的には、4号車の上野寄り(進行方向によっては土浦・水戸寄り)にあるデッキ部分にあります。5号車にはトイレはありませんので、間違えないように注意しましょう。

グリーン車の座席からデッキに出ればすぐに見つかる場所にあり、移動もスムーズです。座席を選ぶ際にトイレの近さを重視する方は、4号車のデッキに近い座席を選ぶと便利かもしれませんね。

気になるトイレの設備を徹底解説

「列車のトイレって、狭くて使いにくいイメージ…」と思っている方もいるかもしれませんが、E531系グリーン車のトイレはそんな心配は無用です。広々としていて、誰にとっても使いやすい工夫が満載なんですよ。

車いす対応の大型洋式トイレ

4号車に設置されているトイレは、車いすのままでも楽に入れるほど広々とした、バリアフリー対応の大型洋式トイレです。ドアはボタンで開閉する自動式なので、力の弱い方や荷物で両手がふさがっている時でも簡単に利用できます。

内部はとても清潔に保たれており、壁には手すりが設置されているため、走行中の揺れが心配な時でも体をしっかり支えることができて安心です。ベビーカーと一緒に入ることも可能な広さなので、小さなお子様連れの方にとっても心強い設計になっています。

おむつ交換台も完備

トイレの室内には、赤ちゃん連れのパパ・ママにとって嬉しい「おむつ交換台(ベビーベッド)」も完備されています。壁に収納されている折りたたみ式の台を引き出して使用するタイプです。

これがあれば、わざわざ駅のホームに降りておむつ交換スペースを探す必要がありません。移動時間を有効活用して車内でおむつ交換を済ませられるので、特に長距離を移動する際には本当に助かりますよね。

5号車には洗面所を設置

トイレは4号車にしかありませんが、5号車には独立した「洗面所」が設置されています。場所は4号車のトイレと同じく、上野寄り(進行方向によっては土浦・水戸寄り)のデッキ部分です。4号車と5号車の連結部分を挟んで、トイレと洗面所が向かい合うような配置になっています。

この洗面所は、大きな鏡と洗面台があり、ハンドソープも備え付けられています。食事の前に手を洗ったり、降車前に歯磨きやお化粧直しをしたりと、身だしなみを整えるのにとても便利です。トイレとは別の空間になっているため、誰かがトイレを利用中でも気にせず使えるのが嬉しいポイントです。

E531系グリーン車のトイレと洗面所の設備を号車ごとにまとめると、以下のようになります。

号車 主な設備 補足情報
4号車 車いす対応大型洋式トイレ おむつ交換台もトイレ内に完備されています。
5号車 洗面所 トイレとは独立しており、身だしなみを整えるのに便利です。

【特急ひたち・ときわ E657系】グリーン車のトイレ情報

常磐線を走る特急「ひたち」「ときわ」で使われている車両は「E657系」という種類です。普通列車のグリーン車とは構造が異なり、トイレの場所や設備もグレードアップしています。ここでは、特急列車のグリーン車トイレについて詳しく見ていきましょう。

グリーン車専用トイレは5号車に完備

特急「ひたち」「ときわ」のグリーン車は5号車に設定されています。そして、グリーン車利用者専用のトイレも、同じ5号車のデッキ部分に設置されています。普通車の乗客は利用できないため、比較的空いており、落ち着いて利用できるのが嬉しいポイントですね。

このグリーン車専用トイレは、設備が非常に充実しているのが特徴です。

  • 車いす対応の広々とした洋式トイレ
    スペースにゆとりがあるため、大きな荷物を持っていても楽に入ることができます。もちろん、手すりなども完備されています。
  • 温水洗浄便座
    快適な温水洗浄便座が設置されており、長時間の乗車でも安心です。
  • ベビーベッド(おむつ交換台)
    赤ちゃん連れの方には必須のおむつ交換台も備え付けられています。広めの空間なので、落ち着いておむつ替えができます。
  • 清潔な洗面所
    トイレとは別に、広々とした洗面スペースも用意されています。鏡も大きく、身だしなみを整えるのに便利です。

このように、グリーン車専用トイレは、広さ・清潔さ・機能性のすべてにおいて、非常に快適な空間となっています。まさにグリーン車ならではの特別な設備と言えるでしょう。

特急列車の普通車トイレ設置号車一覧

グリーン車のトイレが使用中だったり、念のために他のトイレの場所も知っておきたい、という場合もあるかもしれませんね。特急「ひたち」「ときわ」(E657系)は10両編成で、グリーン車以外にも複数のトイレが設置されています。

基本的には奇数号車にトイレと洗面所が設置されていると覚えておくと、いざという時に慌てずに済みますよ。

E657系 トイレ設置号車一覧
号車 トイレの種類 主な設備
1号車 洋式トイレ・男性用小便器 洗面所
2号車 なし
3号車 洋式トイレ・男性用小便器 洗面所
4号車 なし
5号車 グリーン車専用トイレ 車いす対応、おむつ交換台、洗面所
6号車 なし
7号車 洋式トイレ・男性用小便器 洗面所
8号車 なし
9号車 洋式トイレ・男性用小便器 洗面所
10号車 なし

このように、5号車のグリーン車専用トイレが最も設備が充実していますが、他の奇数号車にも清潔な洋式トイレが完備されています。万が一の際も安心ですね。

常磐線グリーン車のトイレを利用する際の注意点

常磐線のグリーン車は、快適な移動を約束してくれる特別な空間です。トイレも清潔で使いやすいですが、みんなが気持ちよく利用するために、いくつか知っておきたい注意点があります。ここでは、グリーン車のトイレをスマートに使うためのポイントを解説しますね。

トイレが使用中かランプで確認

グリーン車のトイレのドア付近には、使用状況がひと目でわかるランプが設置されています。ドアをいきなり開けたり、ノックしたりする前に、まずはこのランプを確認するのがスマートなマナーです。

一般的に、ランプは「使用中」だと赤色に、「空室」だと緑色に点灯します。文字で表示されるタイプもありますね。トイレに立つ前に、自分の席からデッキにあるランプの色をちらっと確認しておくと、無駄足にならずに済みますよ。

走行中の揺れには十分注意する

電車は走行中、特にカーブやポイント(線路の切り替え部分)を通過する際に大きく揺れることがあります。トイレの中はスペースが限られているため、転倒しないように十分注意が必要です。

トイレ内には手すりが設置されていますので、移動する際や用を足す際には、必ず手すりをしっかりと握るように心がけましょう。また、ドアを開閉するときに、揺れで指を挟んでしまわないよう気をつけてくださいね。特にお子様やご年配の方が利用される際は、付き添いの方がサポートしてあげるとより安心です。

グリーン車のトイレが混雑するケース

グリーン車のトイレは普通車に比べて空いていることが多いですが、時間帯や区間によっては混雑することもあります。特に注意したいケースを知っておくと、計画的に利用できますよ。

混雑しやすい状況 具体的な理由と対策
始発駅の発車直後 乗車してすぐにトイレを済ませたい方が利用するため混雑しがちです。少し時間を置いてから利用するのがおすすめです。
終着駅の到着前 降りる前に利用する方が集中します。特に上野駅や品川駅、土浦駅、水戸駅といった主要な駅に到着する10~15分前は混み合います。
朝夕の通勤ラッシュ時 グリーン車自体の利用者が増えるため、トイレの利用者も自然と多くなります。特に平日の朝7時~9時頃の上り列車、夕方18時以降の下り列車は注意が必要です。
沿線でのイベント開催日 ひたち海浜公園での音楽フェスや、偕楽園の梅まつりシーズンなど、多くの人が移動する日はグリーン車も混雑し、トイレの利用頻度も高まります。

もし混雑が予想される場合は、乗車前に駅のトイレを済ませておくと安心ですね。時間に余裕を持って、譲り合いの気持ちで利用しましょう。

グリーン車以外 普通車のトイレは何号車にある?

「グリーン車に乗らないけど、トイレは大丈夫?」と心配な方もいらっしゃいますよね。ご安心ください。常磐線を走る普通列車や特急列車には、グリーン車以外にもトイレが設置されています。ただし、列車によって設置されている号車が異なるため、乗車前に確認しておくと安心です。ここでは、普通列車(E531系)と特急列車(E657系)の普通車のトイレについて、それぞれ詳しく見ていきましょう。

普通列車(E531系)のトイレ設置場所

上野東京ラインとして品川・東京方面から、または上野駅から土浦・水戸・勝田方面へ向かう中距離列車で活躍するのがE531系です。この車両は基本編成10両と付属編成5両を連結した最大15両で運転されることがあります。

E531系の普通車のトイレは、先頭と最後尾の車両、そして増結される車両の先頭に設置されていると覚えておくと分かりやすいですよ。具体的には、1号車、10号車、そして付属編成の11号車にトイレがあります。

15両編成で運転される場合、10号車と11号車の間は通り抜けができないため、乗車している車両によっては一度ホームに降りないと別の編成のトイレに行けない点には注意が必要です。

E531系 普通車トイレ設置場所
編成 トイレ設置号車 主な設備
基本編成(1〜10号車) 1号車、10号車 車いす対応大型洋式トイレ
付属編成(11〜15号車) 11号車 洋式トイレ

特に1号車と10号車のトイレはスペースが広く、車いすをご利用の方でも使いやすい設計になっています。長距離の移動でも、これらの号車を覚えておけばいざという時に慌てずに済みますね。

特急列車(E657系)のトイレ設置場所

特急「ひたち」「ときわ」として運転されるE657系は、快適な移動を約束してくれる車両です。グリーン車のトイレは5号車にありますが、普通車にも複数のトイレが設置されています。

E657系の普通車のトイレは、1号車、3号車、7号車、9号車に設置されています。基本的に「奇数号車にトイレがある」と覚えておくと、どの車両に乗っていてもすぐに最寄りのトイレを見つけられますよ。

各トイレには洋式便座と洗面所が備わっており、清潔で使いやすい空間になっています。特急での長旅も、トイレの心配なく快適に過ごせますね。

E657系 普通車トイレ設置場所
号車 トイレの有無 主な設備
1号車 洋式トイレ・洗面所・男性用小便器
2号車 × 洗面所のみ
3号車 洋式トイレ・洗面所・男性用小便器
4号車 ×
6号車 ×
7号車 洋式トイレ・洗面所・男性用小便器
8号車 × 洗面所のみ
9号車 洋式トイレ・洗面所・男性用小便器
10号車 ×

このように、グリーン車を利用しなくても、常磐線の列車にはトイレがしっかり備わっています。ご自身の乗車する列車の種類と号車を確認して、快適な鉄道の旅を楽しんでくださいね。

常磐線グリーン車の乗り方と料金の基本

常磐線の快適なグリーン車、トイレの場所がわかったら、次は実際に乗ってみたくなりますよね。ここでは、グリーン車の利用に欠かせない「乗り方」と「料金」の基本をわかりやすく解説します。初めての方でも、これを読めば安心してグリーン車デビューできますよ。

グリーン券の購入方法

常磐線の普通列車グリーン車に乗るには、乗車券のほかに「グリーン券」が必要です。購入方法は主に3つあり、それぞれに特徴がありますので、ご自身のスタイルに合った方法を選んでくださいね。

駅での事前購入

乗車前に駅で購入する方法です。みどりの窓口や、緑色または黒色の「指定席券売機」で購入することができます。あらかじめ予定が決まっている場合や、現金・クレジットカードで支払いたい場合に便利な方法です。乗車日と区間を伝えて、紙のグリーン券を発行してもらいましょう。

車内での購入

もし事前にグリーン券を買いそびれてしまっても大丈夫。グリーン車に乗車してから、車内を巡回しているグリーンアテンダントに申し出て購入することも可能です。ただし、車内で購入する場合の料金は、駅で事前に購入するよりも割高になるので注意が必要です。急いでいる時などの最終手段と考えておくと良いでしょう。

Suicaグリーン券システムが便利

最も手軽でスムーズなのが、Suicaなどの交通系ICカードを使った「Suicaグリーン券システム」です。以下の簡単なステップで利用できます。

  1. 乗車前に、ホーム上にあるSuicaグリーン券売機で、利用する区間のグリーン券情報をSuicaに購入(チャージ残額から引き去り)します。
  2. グリーン車に乗車し、空いている席に座ります。
  3. 座席の頭上にある読み取り部に、グリーン券情報を購入したSuicaをタッチします。
  4. ランプが「赤」から「緑」に変われば手続きは完了です!

この方法なら、グリーンアテンダントによる検札が省略されるので、車内でゆっくり過ごせるのが最大のメリット。一度緑ランプにしておけば、目的地まで快適な移動が約束されますよ。

グリーン車の料金体系

グリーン車の料金は、「乗車距離」と「利用する日(平日かホリデーか)」、そして「購入方法(事前か車内か)」によって決まります。少し複雑に感じるかもしれませんが、下の表で確認すれば一目瞭然です。

賢く利用するなら、休日に事前購入するのが最もお得になります。お出かけの際はぜひ検討してみてくださいね。

常磐線 普通列車グリーン車 料金表(2024年3月16日改定)
乗車距離 平日料金 ホリデー料金
50kmまで 【事前】780円
【車内】1,040円
【事前】580円
【車内】840円
100kmまで 【事前】1,000円
【車内】1,260円
【事前】800円
【車内】1,060円
101km以上 【事前】1,550円
【車内】1,810円
【事前】1,350円
【車内】1,610円

※ホリデー料金は、土曜・日曜・祝日および年末年始(12月29日~1月3日)に適用されます。
※上記料金は、普通乗車券や定期券のほかに別途必要です。

まとめ

常磐線のグリーン車を利用する際、トイレの場所は気になりますよね。この記事では、普通列車と特急列車それぞれのトイレの場所や設備を詳しく解説しました。普通列車(E531系)は4号車に広々とした多機能トイレが、特急(E657系)は5号車にグリーン車専用トイレが設置されています。事前に場所を知っておけば、いざという時も慌てずに済み、快適な移動につながります。ぜひ、この記事の情報を役立てて、常磐線のグリーン車でゆったりとした時間をお過ごしくださいね。

タイトルとURLをコピーしました