「3センチって言われても、パッと大きさが思い浮かばない…」そんな経験はありませんか?この記事では、3センチがどのくらいの大きさなのか、ペットボトルのキャップや消しゴムといった、とっても身近なもの15選を可愛いイラストで徹底比較します!フリマアプリでよく聞く「厚さ3cmの壁」や証明写真など、生活で役立つ知識も丸わかり。これを読めば、3センチの大きさが一目でわかり、もうサイズ感で迷うことはありませんよ。
3センチ(3cm)はどのくらい?基本的な大きさを解説
「3センチ」と聞いても、定規が手元にないと、その大きさを正確にイメージするのは少し難しいですよね。でも大丈夫です!ここでは、3センチがどのくらいの長さなのか、基本的な単位や誰でも持っている身近なものを例にして、分かりやすく解説していきます。この基本を押さえておけば、もう大きさで迷うことはありませんよ。
3センチは30ミリメートル
まず、基本的な単位の関係から見ていきましょう。センチメートル(cm)とミリメートル(mm)は、長さを表すときによく使われる単位です。DIYや手芸、細かい作業の場面ではミリメートルが使われることも多いので、覚えておくととても便利です。
基本的な関係は「1センチメートル = 10ミリメートル」です。つまり、センチの数字を10倍するとミリの数字になります。
この関係にあてはめると、3センチは次のようになります。
3センチメートル(cm)は、30ミリメートル(mm)と同じ長さです。小学校で習ったけれど忘れてしまった…という方も、この機会にぜひ思い出してみてくださいね。
センチメートル (cm) | ミリメートル (mm) |
---|---|
1cm | 10mm |
2cm | 20mm |
3cm | 30mm |
5cm | 50mm |
10cm | 100mm |
このように表で見ると、関係性がより分かりやすいですね。お手元の定規にも、1cmごとに10本の目盛りが刻まれているはずです。それがミリメートルの目盛りなんですよ。
身近な硬貨で見る3センチの目安
単位だけではまだピンとこない…という方のために、もっとも身近なアイテム「硬貨」を使って3センチの目安を見ていきましょう。日本の硬貨はサイズが法律で決まっているので、誰が測っても同じ大きさ。大きさの基準にするにはピッタリなんです。
では、それぞれの硬貨の直径(円のさしわたし)を見てみましょう。
硬貨の種類 | 直径 | 3センチ(30mm)との差 |
---|---|---|
1円玉 | 20mm (2.0cm) | 10mm 小さい |
5円玉 | 22mm (2.2cm) | 8mm 小さい |
10円玉 | 23.5mm (2.35cm) | 6.5mm 小さい |
50円玉 | 21mm (2.1cm) | 9mm 小さい |
100円玉 | 22.6mm (2.26cm) | 7.4mm 小さい |
500円玉 | 26.5mm (2.65cm) | 3.5mm 小さい |
この表から分かるように、日本の硬貨の中に、直径がちょうど3センチのものはありません。一番サイズが近いのは500円玉ですが、それでも3センチより3.5ミリほど小さいです。
ですので、「3センチはどのくらい?」と聞かれたら、「500円玉より、もう少しだけ大きいサイズ」と覚えておくと、日常生活で大きさをイメージしやすくなりますよ。お財布の中の500円玉をチラッと見て、これよりちょっと大きいんだな、と想像してみてくださいね。
【イラストで比較】3センチはどのくらい?身近なもの15選
「3センチ」と数字で聞いても、いまいち大きさが想像しにくいことってありますよね。でも、私たちの周りには「だいたい3センチ」のものが意外とたくさんあるんです。ここでは、文房具や食べ物など、暮らしの中にある身近なアイテムを例にあげて、3センチがどのくらいの大きさなのかを分かりやすくご紹介します。これでもう、サイズのイメージで迷うことはありません!
文房具でわかる3センチの大きさ
まずは、オフィスやご家庭の机の引き出しにありそうな、おなじみの文房具から見ていきましょう。意外なものが「3センチ」の目安になりますよ。
一般的な消しゴムの幅
学生さんから社会人まで、誰もがお世話になるプラスチック消しゴム。例えば、トンボ鉛筆の「MONO消しゴム」のような定番の四角い消しゴムを思い浮かべてみてください。商品によって多少の差はありますが、あの短い方の辺の幅が、だいたい2.5センチから3センチに近いサイズになっています。一番身近な大きさのヒントかもしれませんね。
ペットボトルのキャップの直径
これはとても分かりやすい目安になります。普段何気なく開け閉めしているペットボトルのキャップは、直径がほぼぴったり3センチ(約30mm)なんです。定規がない緊急時にも、キャップが一つあれば「だいたい3センチ」を測ることができます。フリマアプリで商品の厚さを確認したい時などにも便利ですよ。
角形2号封筒の切手枠の縦幅
A4サイズの書類を折らずに郵送できる「角形2号封筒」。ビジネスシーンでよく使われますね。この封筒の宛名面、左上に印刷されている切手を貼るための四角い枠(郵便番号欄の下)の縦の長さが、実は約3センチ(正確には28mm)に設計されています。お仕事でよく使う方は、このサイズ感を覚えておくと役立つ場面があるかもしれません。
文房具 | どの部分が約3cm? |
---|---|
一般的な消しゴム | 短い方の辺の幅 |
ペットボトルのキャップ | 直径 |
角形2号封筒 | 切手を貼る枠の縦の長さ |
食べ物でわかる3センチの大きさ
続いては、キッチンや食卓にある食べ物で3センチの大きさを探してみましょう。お料理やおやつの時間を思い浮かべると、イメージが膨らみますね。
ミニトマトの直径
サラダやお弁当を彩るミニトマト。大きさは品種によって様々ですが、スーパーで一般的に売られているミニトマトの直径は、2センチから3センチくらいのものが中心です。少し大玉のものを選ぶと、ちょうど3センチに近いサイズ感になります。
マカロンの平均的なサイズ
パティスリーのショーケースに並ぶ、カラフルで可愛いお菓子マカロン。お店ごとの個性が出ますが、平均的なマカロンの直径は3センチから4センチほど。少し小ぶりなものなら、ちょうど3センチくらいのイメージです。プレゼントを選ぶときのサイズの参考にもなりそうですね。
角砂糖の一辺の長さ
喫茶店やご家庭で使われる角砂糖。一般的な角砂糖は一辺が2cm弱ですが、カフェなどで見かける少し大きめのおしゃれな角砂糖には、一辺が3センチ角に近いものもあります。コーヒーに入れる前に、ちょっと大きさを確認してみるのも面白いかもしれません。
醤油の小袋(魚型)の幅
お弁当やお寿司のパックに必ずと言っていいほど付いてくる、魚の形をした醤油入れ(ランチャーム)。この魚の形をした容器の、一番ぷっくりと膨らんだ胴体部分の幅が、およそ3センチです。あまりに身近すぎて、大きさを意識したことはなかったかもしれませんが、これも便利な目安の一つです。
食べ物 | どの部分が約3cm? |
---|---|
ミニトマト | 大きめのものの直径 |
マカロン | 小ぶりなものの直径 |
角砂糖 | 大きめのタイプの一辺 |
醤油の小袋(魚型) | 胴体の最も広い部分の幅 |
日用品でわかる3センチの大きさ
私たちの暮らしに欠かせない日用品の中にも、3センチのヒントはたくさん隠されています。ポーチの中や引き出しの中を探してみてください。
一般的なYシャツのボタンの直径
一般的なワイシャツのボタン(直径約1cm)は小さいですが、冬に着る厚手のコートやジャケットに使われる、少し大きめなボタンの直径がちょうど3センチくらいのものが多くあります。お手持ちのコートのボタンを測ってみてはいかがでしょうか。ワイシャツのボタン3つ分と考えると、イメージしやすいかもしれませんね。
リップクリームのキャップの長さ
乾燥する季節の必需品、スティックタイプのリップクリーム。ポーチに1本は入っているという方も多いのではないでしょうか。メンソレータムに代表されるような、一般的な薬用リップスティックのキャップ部分の長さが、だいたい3センチです。これも手軽に大きさを確認できる便利なアイテムです。
USBメモリの本体部分
データの持ち運びに便利なUSBメモリ。デザインは多種多様ですが、キャップ式のUSBメモリの場合、キャップを外したあとの、パソコンに差し込む金属端子を除いた本体部分の長さが3センチ程度の製品が多く見られます。非常にコンパクトなタイプは除きますが、標準的なサイズの目安になります。
SDカードの縦の長さ
デジタルカメラやノートパソコン、ゲーム機などで広く使われているSDカード。この大きさは国際規格で定められており、SDカードの縦の長さは3.2センチ(32mm)です。3センチより2ミリだけ長いですが、ほぼ同じと捉えて問題ないでしょう。非常に正確な大きさの目安として役立ちます。
日用品 | どの部分が約3cm? |
---|---|
コートやジャケットのボタン | 大きめのボタンの直径 |
リップクリーム | キャップ部分の長さ |
USBメモリ | 本体部分の長さ(小型タイプを除く) |
SDカード | 縦の長さ(正確には3.2cm) |
その他でわかる3センチの大きさ
まだまだあります!趣味のアイテムや体の一部など、意外なところにある「3センチ」を見ていきましょう。
トランプのマークの大きさ
みんなで集まると盛り上がるトランプ。カードの中央に大きく描かれている、スペードやハート、ダイヤ、クラブのマークに注目してみてください。カードのデザインにもよりますが、このマークの縦の長さがだいたい3センチくらいのものが一般的です。今度遊ぶときに、ぜひ確かめてみてください。
iPhoneのホームボタンの直径
今では見かけなくなりましたが、かつてのiPhoneにあった丸いホームボタン。あのボタンの直径は約1cmでした。現在のスマートフォンの画面に並んでいる、アプリアイコンを縦に3つ並べたくらいの長さが、およそ3センチの感覚に近いでしょう。画面上でサイズ感をイメージするのに役立ちます。
1.5Vの単1形乾電池の直径
乾電池には様々なサイズがありますが、一番大きくて太い「単1形乾電池」を思い浮かべてください。主に懐中電灯やガスコンロの点火用に使われますね。この単1形乾電池の直径(太さ)が約3.4センチで、3センチより少しだけ大きいサイズです。よく使う単3形や単4形はもっと細いので、間違えないようにしましょう。
親指の幅(個人差あり)
最後は、いつでもどこでも使える究極の「ものさし」、自分の体です。成人男性の親指の、第一関節あたりの幅が平均して2.5センチから3センチと言われています。もちろん個人差が非常に大きいので、あくまで「だいたいの目安」ですが、急に長さが知りたくなった時には重宝します。一度、ご自身の親指の幅を定規で測っておくと、いざという時に便利ですよ。
その他のもの | どの部分が約3cm? |
---|---|
トランプ | 中央のマークの縦の長さ |
スマホの画面 | アプリアイコン3つ分の縦の長さ |
単1形乾電池 | 直径(正確には約3.4cm) |
親指 | 第一関節あたりの幅(個人差大) |
生活の中の「3センチ」役立つシーンを紹介
ここまで、身近なものと比べて3センチがどのくらいの大きさなのかを見てきました。実はこの「3センチ」という寸法、私たちの生活のさまざまなシーンで、とても重要な意味を持つ数字なんです。特に意識しておくと便利な3つのシーンをご紹介しますね。
フリマアプリの発送サイズ「厚さ3cm」の壁
フリマアプリで商品を送るとき、送料をできるだけ安く抑えたいと誰もが思いますよね。その鍵を握るのが、「厚さ3cm」という、まさに黄金のサイズなんです。
メルカリやラクマ、PayPayフリマなどでよく利用される「ゆうパケットポスト」や「ネコポス」といったお得な配送サービスは、多くが「厚さ3cm以内」という規定を設けています。この3cmの壁をクリアできるかどうかで、送料が数百円も変わってくることがあるんですよ。
配送サービス名 | 厚さの制限 | 主な利用シーン |
---|---|---|
ゆうパケットポスト / ゆうパケットポストmini | 郵便ポストに投函可能な厚さ(目安3cm) | 薄手の衣類、本、CD、化粧品サンプルなど |
ゆうパケット | 3cm以内 | 郵便局やローソンから発送する場合 |
ネコポス(ヤマト運輸) | 3cm以内 | A4サイズまでの小さな荷物に便利 |
クリックポスト(日本郵便) | 3cm以内 | 全国一律料金で信書以外を送れる |
例えば、Tシャツや薄手のニット、文庫本などを送る際、上手に梱包して厚さを3cm以内に収めることができれば、送料をぐっと抑えることができます。商品をビニール袋に入れて空気をしっかり抜いたり、気泡緩衝材(プチプチ)を巻きすぎないようにしたりと、ちょっとした工夫が大切です。梱包後に一番厚い部分を定規で測って、3cmを超えていないかチェックする習慣をつけると安心ですね。
証明写真のサイズ(4cm × 3cm)
就職活動や転職活動で使う履歴書。その写真を準備するときに、必ずと言っていいほど指定されるのが「縦4cm × 横3cm」というサイズです。この横幅の「3cm」は、人生の大事な場面で必要になる、覚えておきたいサイズなんですよ。
証明写真のサイズは用途によって厳密に決められています。特に「縦4cm × 横3cm」は、日本の多くの公的書類や申請で採用されている、非常に一般的な規格です。
用途 | 一般的なサイズ(縦 × 横) | 備考 |
---|---|---|
履歴書 | 4cm × 3cm | 最も一般的なサイズです。 |
運転免許証 | 3cm × 2.4cm | 履歴書用より少し小さいサイズです。 |
マイナンバーカード | 4.5cm × 3.5cm | パスポートと同じサイズです。 |
パスポート | 4.5cm × 3.5cm | 顔の大きさなど細かな規定があります。 |
TOEIC公開テスト | 4cm × 3cm | 公式認定証に使われます。 |
このように、用途によってサイズが少しずつ違うことがわかりますね。特に、履歴書用の「4cm × 3cm」は使用頻度が高いので、この機会に「3cmはペットボトルのキャップくらい」と覚えておくと、写真を用意するときのイメージがしやすくなりますよ。
アクセサリーや小物のサイズ感の参考に
インターネット通販でピアスや指輪、キーホルダーなどの小物を買うとき、「写真だと素敵に見えたのに、届いたら思ったより大きかった(小さかった)…」という経験はありませんか?そんなとき、3cmという大きさを知っていると、オンラインでの買い物の失敗を減らす「自分だけのものさし」になってくれます。
商品の説明に「直径3cm」と書かれていたら、ペットボトルのキャップを思い浮かべてみてください。耳につけるピアスとしては、かなり存在感のある大きさだとわかりますね。また、「厚さ3cmのミニポーチ」とあれば、一般的な消しゴムの幅と同じくらいなので、カバンの中での収まり具合も想像しやすくなります。
- ピアスの大きさ:「直径3cmのフープピアス」は、500円玉より少し大きいくらいの華やかな印象になります。
- ペンダントトップ:「3cm四方のチャーム」は、角砂糖くらいのボリューム感で、胸元のアクセントとしてちょうど良いサイズです。
- キーホルダー:「高さ3cmのキャラクターチャーム」は、SDカードくらいの大きさ。鍵につけても邪魔になりにくいサイズ感ですね。
このように、3cmという具体的な大きさを身近なものでイメージできるようになると、画面越しの買い物でもサイズ感を正確に捉えられ、より満足度の高いショッピングが楽しめるようになりますよ。
まとめ
3センチがどのくらいの大きさか、身近なものでイメージできましたか?ペットボトルのキャップの直径や一般的な消しゴムの幅など、私たちの周りには3センチのものがたくさんあります。特に、フリマアプリの発送で重要な「厚さ3cm」の壁も、身近なものさしがあればもう迷うことはありません。この他にも、証明写真のサイズ確認やアクセサリー選びなど、生活の様々なシーンで役立ちます。ぜひ、この記事で紹介したものを大きさの目安として活用してみてくださいね。